龍の都 京都

山河襟帯の地、京都に残る古代を感じる景観(古代景観)にスポットを当て、神社の秘密、龍(オロチ)への信仰、龍(オロチ)を鎮める龍女について、京都の神社プロガイドが書いていきます。

龍女

鎮めるヒメたち  龍の都へ

葵祭の斎王代(昔は斎王)も伊勢神宮の斎宮も、古代の巫女の象徴です。神々に仕える聖なる女性だからです。 聖なる女性には、水が似合います。水の細やかな霊力で、禊をするわけです。つまり、女性と水は深い繋がりがあることを表しています。 そもそも人は…

女性の象徴へつながる土偶 龍の都へ

JOMON(縄文)の続きです。 JOMON(縄文)時代をテーマにした展覧会やテレビ番組に登場した土偶。豊穣への祈りと大地の象徴です。 こういった土偶は、見た目のとうり、人を表します。そして、人でも女性を表すのです。 古代から、女性は何かに見立てられた象…

雷神から龍神へ 賀茂の神  龍の都へ

京都の下鴨神社、上賀茂神社つまり賀茂社には、平安時代の初期に起こった薬子の変という乱が影響したといわれます。 薬子の変?くすこのへんと読みます。 ちょっと歴史のお話を・・・なるべく簡単に。 桓武天皇の後、平城上皇(兄)と嵯峨天皇(弟)の間で起…

貴女も龍女かもしれません! 龍の都へ

山にはオロチが棲むといい、里にはそのオロチに仕える女性がいるといいます。その女性が 龍女 その女性は、斎王や斎院と呼ばれる未婚の女性で オロチ(龍)と呼ばれる神に仕えるため、潔斎したのでした。 オロチとして有名なヤマタノオロチ(八岐大蛇)にも…

龍女が仕える龍(おろち)の都 龍の都へ 

縄文時代、神々と対話したのは女性でした。その女性は、ヒメと呼ばれ、祭祀を主宰し人々を導いたのでした。 その女性の周りには、ヒコと呼ばれる男性や多くの人々が集まり、祭祀に参加したのです。 そういうヒメは巫女と呼ばれ、感覚が発達した女性だったの…

ヒメヒコ 女神と男神が成すカタチ  龍の都へ

神社には、多くの姫神が祀られていて、信仰の対象となっています。 その姫神たちは、神話に登場し、その神社の始まりのモノガタリで大切な役割を演じています。 夫である男神を支えたり、神の子を出産されたり、まさに神々の中心として活躍されているわけで…

龍を鎮める龍女の活躍 龍の都へ

久しぶりに龍女という存在について書こうと思います。龍女というのは、龍の娘のことです。実在しない龍の娘ですから、龍女自体も空想の存在と思われる人もおられると思います。 でも、そういう存在が古代にもあり、現在にもあると仮定すれば、面白い発見があ…

鈴鹿の静かなる瀬織津姫 祇園祭 龍の都へ

祇園祭後祭で大船鉾、鯉山以外に私が個人的に好きな山鉾があります。それは、 鈴鹿山 ん?なんとなく地味そうって思った人が多いかもしれません。でも、そのご神体を目にすれば、納得されると思います。 瀬織津姫(セオリツヒメ) 天照大神のお后ともいわれ…

八坂 八尺 蛇の神 祇園祭 龍の都へ

祇園祭を執り行う八坂神社は、かつては祇園社、祇園感神院と呼ばれていました。 その八坂神社、八坂という名称にも龍(おろち)の痕跡があります。 この八坂という名称の語源には、諸説があります。八つの坂があるからという超単純説(笑)ヘブライ語説、神…

戦う龍の乙女 祇園祭 龍の都へ

祇園祭では、三体の神功皇后がお出ましになります。前祭では、一つは 占出山の神功皇后 鮎釣り山とも呼ばれる占出山は、神功皇后の鮎釣りによる占いの故事にまつわる山です。鮎は、魚へんに占い、まさに占いの魚、それを釣ることで吉凶を占うという古代の占…

天の川が氾濫したのか、豪雨の七夕。 龍の都へ

7月7日は七夕です。しかし、京都では旧暦に合わせ、8月に七夕のイベントがあるため、7月7日の七夕は、祇園祭前ということもあり、もう一つピンときません。 そして、この豪雨。天空を流れる天の川も、氾濫してしまったのではないかと思うほどの大雨。 …

百夜通いたくなる女性  龍の都へ

女性は、皆、龍女だった!このブログでの考え方の一つです。 龍女は、龍の娘であり、龍蛇神に関係する女性の象徴です。 龍蛇神に仕えていた古代の巫女がその原型なのです。ちなみに、龍蛇神といえば、 出雲の龍蛇神が、よく知られていますね。 その龍女は歴…

あなたの目はこの目ですか? 龍の都へ

動物にも植物にも、「め」があります。動物は「目」であり、植物は「芽」と書く「め」です。 人は動物ですから、もちろん「目」があり、 目は口ほどに物を言いというように、口以上に言葉を発する身体の一部だったのです。 その目の中で、古代の日本人が畏怖…

あなたって雨の人?  龍の都へ

行楽シーズン、よく聞くこういう会話。 「私、晴れ女だから」「俺、晴れ男だから」 または、その逆で、 「私、雨女だから」「俺、雨男だから」 特に、こういう雨女、雨男たちが行事に参加すると、不思議や不思議、雨が降ってくるんです(笑)だから、嫌がら…

自分らしさはどこからくるのか。 龍の都へ

最近は龍がブームだそうです。なんでも龍を使ったり、龍と仲良くなると運気がアップするそうです しかし実は、これは今がブームではなく、古代の人々、特に知識層や貴族たち、武士などの支配層の人々が、そう思っていたのです。 武士たちにとっては、運が上…

龍の子、魅惑のドンファン 龍の都へ

ドンファンという言葉が世間を賑わしています。 ドンファンとは、17世紀のスペインの伝説的なプレイボーイで 古代の日本で言えば、あの源氏物語の光源氏が、ドンファンでしょうか。 平安時代のドンファン このブログでは、龍女について書いていますが、龍…

龍だらけのお社で、かぐや姫に逢う  龍の都へ

伏見稲荷大社といえば、狐が神のお使いとして有名です。その神のお使いの神は、もちろん稲荷の神さまですが、なかでも龍神さまは、その中心の神でもあります。 稲荷山では、お塚という石の宗教施設に龍王という名前が書かれていることが多いですが、稲荷山山…

イケメンと交わる美女  龍の都へ

中国の天地創造の神々として有名なのが、伏羲(ふくぎ)と女媧(じょか)です。 ※中国の古代神話や伝説に現れる男女一対の神々である。上半身は人間、下半身は蛇であり、女神はコンパス、男神は曲がりを手にもち、尾をからませている。人類の始祖、天地創造…

あなたは蛇の神さまに仕える巫女だったかも  龍の都へ

不死と再生の象徴、蛇。この蛇への信仰が、人類で最も古い信仰であり、日本の大蛇(オロチ)信仰の始まりです。 この蛇への信仰は、蛇を祀る蛇巫(蛇を祀る巫女)が古代にいたことからもわかります。つまり 蛇の神さま(蛇神)と呼ばれる古代の神である神蛇…

妖しさと美しさを持つ女性  龍の都へ

狐女っていう存在には、妖しさと美しさがあります。 妖しさとは、妖艶さのことであり、狐女の妖しさは滅びの妖しさも伴っていると私は思います。 一方、龍女、特に白蛇に関係する女性も、その白さゆえ、妖しさが際立ちます。つまり、妖艶さです。 この妖艶さ…

私の本性は龍(大蛇)でした。 龍の都へ

このブログは、女性は皆、龍女だったという全くオリジナルな考え方を提案しているブログです。 民話や神話に登場する様々な個性豊かなキャラクター、そして姫(女神)たち もちろん、女性だけが龍に関係するわけではありません。このあたりは、後日詳しく書…

龍女がいっぱい 怖さもいっぱい  龍の都へ

女性は皆、龍女でした。龍女とは、龍の娘さんのことで、その住んでいる場所によって、少しずつ特徴が変わります。(もちろん、龍女から進化していくことが多いです。それは過去記事をご覧ください。) 住んでいる場所?それは、あくまでもイメージの世界です…

あなたは龍女?弁天?天狗?狐女? 龍の都へ

以前のブログの記事で、龍女に関わる五つの象徴について少しだけ書きました。 五つの象徴とは、私が民話や神話の中で見つけた登場するシンボルで、人々の口から口へと口伝えに伝えられてきたものです。 ※五つの象徴・・・龍人・弁天・天狗・狐女・武士 龍女…

龍女を天狗は大好きです!  龍の都へ

龍も天狗も想像上の生き物です。どれだけキャラが際立っていても、本物というか生きている姿を見た人はいません。 でも、そのキャラがどちらも強烈なので、インパクトが残り、すぐ姿を思い浮かべれる、そんな生き物です。 でも、この2つの想像上の生き物を…

美しい龍女の顔  龍の都へ

見目麗しいという言葉が、龍女の女性を表現するといわれています。 美人≒龍女、いえいえそんな短絡的なことではありません。 相手を一瞬にして呑みこむ妖艶さとでもいいましょうか。そういう美しさです。 一瞬にして呑みこむという言葉から、なんとなく蛇の…

かぐや姫 魅了する龍女の姿 龍の都へ

以前のブログにも書きましたが、あの竹取物語の主人公かぐや姫、私が提案する龍の娘、龍女の代表的なシンボルです。 龍の身体を表す竹から生まれ、龍が天空へ昇った先にある月へ帰る、これが龍女である証明です。 その長い髪は、かぐや姫(龍女)の霊力を表…

玉を操るお姫さま 龍の都へ

このブログのテーマの一つは、次の言葉です。 女性は皆、龍女だった! これまでの記事では、どちらかというと、龍女のネガティブな面を強調してきましたが、もちろんいい面もあります。 過去記事で、龍宮城の乙姫について書きましたが、その乙姫こそ、ポジテ…

美しさの後ろにある恐怖  龍の都へ

傾国の美女という言葉があります。同じ意味で、傾城の美女という言葉もあります。 傾国つまり国を傾ける、傾城つまり城を傾ける、そういう美女です。つまり、その存在自体が、国や城を滅ぼすというわけです。 私は、この傾国の美女、傾城の美女こそ、龍女の…

龍女から変化した元気印の鈿女(ウズメ)

アメノウズメノミコトという神さまを知っていますか? この名前を知っている人は、まあまあの神さま好きかもしれません(笑)でも、天の岩戸の前で踊った女神さま、それも、ちょっとあられもない姿で踊った神さまといえば、 あっ知ってる!という人も多いで…

あなたの周りにいる不思議ちゃん、狐女(きつねめ)

狐の嫁入り、あの独特でミステリアスな雰囲気の行列を実際見られた人も多いと思います。 白狐のお面の顔は、どことなく怖いイメージで、華やかな花嫁衣装は、そのイメージをいっそう惹きたてます。 この狐の嫁入りの主人公が、狐女です。狐女と書いて、きつ…