私だけの守り神

こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。このブログは、2020年から書籍とリンクしてスタートさせる、youtube「神社探究Tube」の素材ブログです。このブログを発展させ、「神社探究Tube」では、さらに詳しくお伝えしていきます。2020年4月スタート予定。

龍蛇の風景

雷神さまに追われながら龍の聖地へ 

9月2日(日)は講演とツアーでした。まずは、ツアーレポートから。 午後から、京都市営地下鉄鞍馬口駅に集合し、まず今回のツアーコンセプトとコースの説明です。 今回のツアーコンセプトは、『龍脈を辿る』で、コースは、鞍馬口駅から小川通界隈の神社仏…

水の聖地で語る 龍の都へ

京都には有名な神社から知る人ぞ知る神社まで多くの神社があります。知る人ぞ知る神社こそ、なかなかの名社なのです。 今日ご紹介するのは、私が拠点として活動させて頂いている京都市上京区の菅原院天満宮神社。菅原道真公が生まれ、幼少時に過ごされた菅原…

水の神と蛇の神がおられる場所へ 龍の都へ

一昨日の日曜日はツアーで、京都の大原&八瀬を1日ご案内しました。 大原の穴場の神社をご案内し、夏の暑さをしのげる名瀑、音無しの滝へ。京都市内は37度近くだったそうですが、さすが大原、川からの涼風で、若干涼しかったです。 涼しいという字は、さ…

なぜ神社はそこにあるのか? 龍の都へ

神社の立地を考える場合、その立地条件には興味深い一つの共通項があります。それは、自然の共通条件です。一番よく知られているのが、 背山臨水 山を背に、川(水の流れ)に臨むという場所です。それは、まさに山の神様と水の神様がおられる場所を表します…

絶景!神さんぽ 龍の都へ

2年半前に、フジテレビのバイキングという番組の「小藪の神さんぽ」という神社を巡るコーナー(約30分)に出演させて頂きました。 「神さんぽ」というネーミング、神々がおられる場所を散歩するという意味と 神々と共に散歩するという意味の 二つの意味を…

上賀茂神社の空間美 龍の都へ

現在は、上賀茂神社といえば、下鴨神社と合わせて、下上の賀茂社の一社として知られています。つまり、一組の神社です。 しかし、別々の神奈備山(神山と御陰山)があったり、別々の神事(御阿礼神事と御陰祭)があったりと 二つのお社は、元は別々な社であ…

かんなびな景色 川から山へ 龍の都へ

古代、神社には建物がなく、川で禊をし、山を眺め拝んでいました。そういう川を神奈備川、そういう山を神奈備山と呼ばれました。神奈備とは、かんなびと読み、「神のほとり」という意味です。 神奈備山という言葉はよく知られていますが、神奈備川という言葉…

出雲のチカラ 出雲の絶景 龍の都へ 

出雲という言葉には惹かれる人が多いと思います。それは、縁結びの出雲大社があるからという単純な理由の人もいるかもしれません。 出雲大社は、もちろん幕末まで出雲大社と呼ばれていたのではなく、杵築大社と呼ばれていたなんて知る人も少なくなっています…

心地よい心が揺らぐ体験 龍の都へ

日本の空間や景色の特徴の一つに、移動することで変わっていく空間や景色の心地よさがあると私は思います。 鳥居で一礼し、橋で川を渡り、楼門が現れ、さらにその先へ進む、そして拝殿や本殿が見えてくる、その過程で、空間や景色が変わり、心身は引き締まっ…

借景の庭に古代を眺める  龍の都へ

古代(昔)と今の眺望についての大きな違いは、建物の数と高さだと思います。 京都は、景観条例により高さ規制がされていて、他の都市(百万都市)に比べ、比較的高さが低いですが、それでも古代の景観とは、全く異なります。 人は、視線が遮られると、思考…

平安京で古代ビュー 今でも残る古代ビュー 龍の都へ

このブログのテーマの一つに古代があります。古代といえば、奈良や出雲、熊野などが思い浮かびますが、京都にもちゃんと古代はありました。まあ、当たり前です(笑) でも平安京のイメージが強すぎて、いきなりバーン!と平安京が誕生したような感じがありま…