心地よい水の女神に癒されて 京都御苑 龍の都へ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
大都会京都の緑のオアシスといえば、下鴨神社と京都御苑が挙げられます。まあ、三方を山で囲まれていますから、街全体が緑のオアシスって感じですが・・。
でも京都御苑(京都御所がある場所)は、街中なのに多くの樹木が林立する素晴らしい場所です。
その御苑内に、三つの神社があります。そのいずれもが弁天さまを祀る神社なのです。弁天さまは、天がつきますから、本来は仏さまです。それが神仏習合で、日本のイチキシマヒメノミコトと習合し、神さまとしても崇敬され、
七福神の紅一点
に抜擢されました。男神(仏)たちとともに、一緒に宝船に乗る弁天さまは、いわゆる癒しの象徴です。
さて、この御苑の三弁天(厳島神社・宗像神社・白雲神社)ですが、どうして弁天さまばかりなのでしょうか。
もちろん弁天さまといえば、水に関係する神(仏)さまですから、御苑の下を豊富な地下水が流れていることを考えると、納得できます。でも
龍神さまだって水の神さまですよね。でも、なぜ弁天さまのでしょうか。
それは、もちろん龍女の象徴と弁天の象徴を比べるとわかります。なんといっても京都御苑の御所におられたのは、
みかど(天皇陛下)
だから、癒しの三弁天がおられるわけだと私は思います。
なぜなら、これまでのブログで書いてきたように、
龍女の存在は、傾国、落城の可能性があるからです。だから、癒しの弁天さまなのです。
神社を巡る京都ツアー 龍の都へ