龍の子、魅惑のドンファン 龍の都へ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
ドンファンという言葉が世間を賑わしています。
ドンファンとは、17世紀のスペインの伝説的なプレイボーイで
古代の日本で言えば、あの源氏物語の光源氏が、ドンファンでしょうか。
このブログでは、龍女について書いていますが、龍女の男性バージョンも、もちろんあります。
つまり、龍人の象徴の男性バージョンです。
相手にさりげなく接近し、相手を夢中にさせ、魂を奪ったら、また、さりげなく距離をとる。
そんな感じです。
こういう男性は、日本では色男として、もてはやされましたが、
「色男、金と力はなかりけり」
という点が、ドンファンとは違うかもしれません。
話を平安時代のドンファン光源氏に戻しましょう。平安時代の美男でプレイボーイといえば、この光源氏。多くの女性とドロドロの愛憎劇を繰り返します。
まさに龍女の象徴男性バージョンです。しかも、その女性たちが不幸になっていくのも、魂を取っているようで取られるということを表しています。
もちろんフィクションですが、紫式部は実際に見聞きした平安時代の男女の問題をベースに、昼ドラを超える内容で書いているのです。
そして、超モテ男、光源氏の心の闇の部分も、龍人の象徴(龍女)だと私は考えます。紫式部がそこまで知っていて書いたかどうかはわかりませんが、
光源氏は、龍の子だったと私は思うのです。
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