龍(大蛇)に見立てられたモノ その2 龍の都へ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
龍に見立てられたモノには、しめ縄以外に別のモノがあります。それは、
巨大な樹木、巨大樹
そう、巨大なご神木です。京都は、巨大なご神木が多く残されている場所でもあります。その紹介は、後日にしましょう(絶対見ておきたいご神木特集で)。
さて、この巨大樹(巨大なご神木)ですが、一般的には神々の依り代といわれます。依り代?
依り代とは、神さまが依りつくモノで、樹木や岩石や御幣や動物などに神さまが乗り移ってそのお姿を現すとされます。
私は個人的には、ご神木が大好きで、神社を参拝したら、必ずご神木に手をあわせます。
でも、抱きつきません(笑)なんといっても神々が依りつくモノですから、抱きつくのは、畏れ多いと思っています。(抱きつけるご神木もあります。写真は有名な新熊野神社の大樟)
巨大の樹木、それはまさに大蛇であり龍です。
大地から天空に向かって伸び、根も大地の地中奥深く伸びる、つまり
天龍そして地龍だと、古代の人々は考えたのです。まさに、巨大樹は、龍(大蛇)に見立てられたものなのです。
そして、山には多くの巨大なご神木があることから、これらご神木を山の神々として信仰したのでした。
山に囲まれた京都、山は、山の尾根の霊力で、
尾根 お
~の ろ
霊力 ち
おろち(山の尾根の霊力)が宿ったのが、龍(大蛇)に見立てられた巨大樹なのです。
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