あなたの目はこの目ですか? 龍の都へ
動物にも植物にも、「め」があります。動物は「目」であり、植物は「芽」と書く「め」です。
人は動物ですから、もちろん「目」があり、
目は口ほどに物を言いというように、口以上に言葉を発する身体の一部だったのです。
その目の中で、古代の日本人が畏怖した目が、蛇の目です。
蛇の目には、まばたきがないという特徴があります。これは、蛇以外の爬虫類にはなく、睨みつけられている感覚を相手に与えるのです。
じーっと睨みつけられている感覚、嫌ですよね。ぞーっとします。それが、蛇の目は光るという畏怖されるものとしての存在を生んだのです。
蛇神として有名な奈良の大神神社の大物主大神、記紀神話では、「海をてらしてより来る神」として描かれ、この海をてらすというのは
目から出る光のことだと私は考えます。
蛇の目の光、実はこの目は、私たち人にもあるのです。あるのですというより、あると私は思います。
これを私は龍の目(私の造語)と考えています。光り輝く龍の目を持つ人、それは人を魅了し、一瞬にして人の魂を奪ってしまう目なのです。そのような目を持つ人こそ
龍人(りゅうじん)そして、女性の場合は
龍女なのです。
そして、龍女が集まる場所が、龍(オロチ)の都 京都なのです。
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