この神さまが祀られる地で起こった地震 大阪北部地震 龍の都へ
余震がまだ続いています。しかし少しずつは減ってきています。
これで終わりなのか、始まりなのかは、まさに神のみぞ知る、そんな状況です。
必ず発生しますが、いつ発生するのかが最大の問題でしょう。
今回の大阪北部地震、大阪の高槻市が震源地ですが、神社の立地の視点から検証すると
とても興味深い神社を高槻市に見つけました。というか、その存在自体は、知っていたのですが、それは
野見神社(野見宿禰が祀られたのは明治時代ですが)
阪急電車の高槻市駅やJR高槻駅の南、高槻城跡公園近くにあるお社です。
野見といえば、野見宿禰という人物が有名です。野見宿禰と書いて、のみのすくね と読みます。
誰?という方の為に簡単にご紹介すると、
相撲の神さま
といっても、日本書紀に登場する出雲の伝説の人物で、第11代天皇である垂仁天皇の前で、角力(相撲)で相手に勝利したことから
相撲の神さま となったわけです。
そして、あの菅原道真の祖先である土師氏の祖先にもあたります。
この野見宿禰を祀る神社は、対岸の枚方にもあり、片埜(かたの)神社がそれです。
ここで思ったのですが、大きく推理すると、興味深いことがわかります。つまり
相撲は、大地を鎮める神事から始まり、今でもそうです。
そして、今回の大阪北部地震は、高槻・枚方周辺で大地が大きく揺れた・・・。
地震を起こした大地の龍は、果たして相撲の神さまによって鎮められるのでしょうか。今後を見守りたいと思います。
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