カモは、カミ。龍のカミ 龍の都へ
京都の川といえば鴨川というくらい、鴨川は京都を代表する川です。
もちろん、桂川や宇治川、木津川なども有名ですが、左京区育ちの私としては、川といえば鴨川(賀茂川&高野川)です。
その鴨川、すべての源流地を訪れると、龍や大蛇に関わる痕跡があることがわかります。
鴨川の上流部は、賀茂川と高野川に分かれます。賀茂川の上流には、
岩屋不動志明院
鞍馬由岐神社
があり
中流には、有名な上賀茂神社、そして下流(高野川の下流でもある)には下鴨神社があります。
高野川の上流には、
岩倉川の上流の石坐神社
高野川の上流沿いの九頭龍神社
高野川の上流沿いの御蔭神社(写真は御蔭神社)や伊多太神社
高野川の上流の花尻の森など
実は、これらいずれにも龍(大蛇)の痕跡があります。
龍(大蛇)の痕跡がある理由は、
出雲族が住んでいた場所だったということ
幾筋もの川の流れがあるということ
活断層があること
豊かな水を含む山があること
出雲→川の流れ→活断層→豊かな水→山
そして、この京都北部は、カモ族が古代に生活していた場所でもあります。
つまり、カモの勢力範囲がカミ(神)のご神威が及ぶ場所だったわけです。
龍蛇は、出雲の神であり、カモ(鴨)の神として、龍の都、京都を守っているのです。
龍の都へ 京都ツアー