私だけの守り神

こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。このブログは、2020年から書籍とリンクしてスタートさせる、youtube「神社探究Tube」の素材ブログです。このブログを発展させ、「神社探究Tube」では、さらに詳しくお伝えしていきます。2020年4月スタート予定。

おろちの豪雨 龍の豪雨 龍は怖いぞ!  龍の都へ

梅雨の終わりは、大雨になるといいますが、それにしても記録的な大雨です。

 

記録的な大雨のことを、キロクアメと呼ぶそうですが、そのキロクアメが連発している、そんな状況です。

 

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京都も、市内北部に大雨が降ったため、鴨川と桂川という京都の二大河川がいつ氾濫してもおかしくない状況となっています。

 

まさに暴れ川と化した川は、災害を引き起こしていくのです。

 

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こうした災害を、古代の人々は地名というカタチで伝えてきました。まさにそれは、土地が伝える災害の痕跡なのです。

 

ちなみに、龍(りゅう)が付く地名は、その生き物として動く姿が、激流の流れに重ねてたとえられた地名です。そして

 

奪い取る、掠める、痛めつける、さっと過ぎるという意味が、龍にはあります。

 

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つまり、水害や土砂災害を意味する、自然災害がかつて起こった場所を表すのです。

 

これは蛇(じゃ)が付く地名にも同じことがいえます。京都で蛇(じゃ)が付く地名といえば、蛇が池スキー場です。えっスキー場?そうです、京都の比叡山にかつてあった

 

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蛇か池人工スキー場の蛇が池です。山上ですが、土砂災害を彷彿させる場所に位置しています。(もちろん、スキー場としてはなかなかコンパクトでよかったですが)

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龍や蛇が付く地名は、このように自然災害の痕跡を、現代の我々に伝えるメッセージなのです。

 

龍の都へ 京都ツアー

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