龍の都 京都

山河襟帯の地、京都に残る古代を感じる景観(古代景観)にスポットを当て、神社の秘密、龍(オロチ)への信仰、龍(オロチ)を鎮める龍女について、京都の神社プロガイドが書いていきます。

天の川が氾濫したのか、豪雨の七夕。 龍の都へ

7月7日は七夕です。しかし、京都では旧暦に合わせ、8月に七夕のイベントがあるため、7月7日の七夕は、祇園祭前ということもあり、もう一つピンときません。

 

f:id:kaminavikyoto:20180707122005j:plain

そして、この豪雨。天空を流れる天の川も、氾濫してしまったのではないかと思うほどの大雨。

 

京都も二大河川(鴨川・桂川)が大変なことになりました(幸い、氾濫は免れましたが)。

f:id:kaminavikyoto:20180706093258j:plain

ちょっと七夕という感じがしないのが正直な気持ちです。

 

さて、七夕といえば、織姫と彦星。ヒメとヒコが、1年に1度出逢うロマンティックな夜です。

 

特に織姫は、名前から瀬織津姫という女神を連想させるヒメです。

 

瀬織津姫

 

そう、瀬織津姫は、アマテラスオオミカミイザナミオオカミ、コノハナサクヤヒメと並び、有名な女神です。

 

大祓の祝詞に登場する祓戸神(はらえどのかみ)で、罪や穢れを浄化する神聖な霊力を持つ女神なのです。

 

f:id:kaminavikyoto:20180707122707j:plain

つまり、水や風のイメージを表します。祝詞では、瀬織津姫が、大海原にこの罪や穢れを送ると表現しています。

 

f:id:kaminavikyoto:20180609105424j:plain

私は、この点から、瀬織津姫と呼ばれる女神は、善なる龍という古代の人々のイメージであり、まさに悪い龍を鎮める龍女だと考えています。

 

龍の身体を表す竹(笹)もそれに関係があると思います。

 

古代巫女を神格化した龍女、その霊力は瀬織津姫という女神、そして織姫というモノガタリの主人公として語り伝えられてきたのです。

 

f:id:kaminavikyoto:20180605230234j:plain

悪龍が暴れまわる日本で、その悪龍を退治し、平穏な日々がまた来ることを祈りたいと思います。

 

 

龍の都へ 京都ツアー

kaminavi-kyoto.jp