北を目指す大船団 祇園祭 龍の都へ
現在は前祭、後祭に分かれていますが、数年前は、分かれていませんでした。
個人的には、分かれていないほうが好きですが、静かな後祭も情緒かあっていいかなって思っています。
そんな祇園祭の山鉾を、空から見ると面白いことに気がつきます。
赤は前祭の山鉾、青は後祭の山鉾
あくまでも独自の見方ですが、
そして、前祭と後祭が前のように一つだと仮定して、
私には空から見ると、北へ向かう大船団に見えるのです。
船鉾(大船鉾)が、指揮する司令部がある船、岩戸山は、総大将の天照大神が乗られる船、そして
月鉾(月)、凾谷鉾(月)、放下鉾(日、月、星)、長刀鉾(星:星の鉾としても知られる)というように、
進み行く船の前には、太陽や月、星が輝き、航路を照らしているわけです。
ちなみに、周りは大海原です。
祇園祭の山鉾では、美術品としても一級品である懸装品が飾られます。
なかでも、龍をモチーフにした懸装品が多いのが特徴です。
まさに、祇園祭は龍の祭と私が個人的に思うのも、その龍の多さからなのです。
龍から祇園祭を見ると、もっと面白いことがわかると思います。
龍の都へ 京都ツアー