私だけの守り神

こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。このブログは、2020年から書籍とリンクしてスタートさせる、youtube「神社探究Tube」の素材ブログです。このブログを発展させ、「神社探究Tube」では、さらに詳しくお伝えしていきます。2020年4月スタート予定。

災害から始まった祭 祇園祭 龍の都へ

今年も災害が多発しています。今年もと書いたのは、そもそもずっと災害は古代から続いているからです。

 

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人の命は、大自然の歴史から考えると、ほんの一瞬で、大自然の歴史の記憶は忘れ去られているのです。ですから、

 

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人々は、神話や民話、地名などに大自然の歴史の記憶を残したのです。そして、

 

その災害こそが龍(おろち)であり、悪龍、毒龍と呼ばれた龍(おろち)でした。

 

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あのヤマタノオロチもそれにあたります。それは水害であり、地震や火山の災害を表すわけです。

 

京都の祇園祭も災害の記憶と無縁ではありません。疫病を鎮めることが、この祭の目的ですが、

 

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その始まりに、大いに関わっているのが、あの東日本大震災平安時代バージョン貞観の大地震(貞観11年5月26日つまり西暦と現在の暦に直すと869年7月13日)です。

 

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ちなみに祇園祭の始まりには諸説がありますが、

 

この平安時代の大震災直後、京都の神泉苑で全国六十六国にちなみ、六十六本の鉾を建てたことが直接の始まりだとされます。大地震の報を受けた直後です。

 

災害と祭り、その二つに龍への畏怖は深く関わっているのです。そして、そこから龍(おろち)への信仰が生まれていったわけです。

 

龍(おろち)の祭りと私が考える祇園祭、まだまだお話します。

 

龍の都へ 京都ツアー

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