JOMONへのタイムスリップ 龍の都へ
東京の国立博物館で、「縄文」をテーマにした特別展をやっています。
そして、それに関連してNHKの歴史秘話ヒストリアで縄文時代をテーマにした内容で放送がありました。
最近は、縄文ブームだそうで、特別展も大盛況だそうです。NHKの歴史秘話ヒストリアもなかなか面白い切り口から放送していました。ということで、その内容と感想を書こうと思います。
テーマ的には、月と再生と蛇です。もちろん土偶や縄文式土器や縄文の集落についての紹介もありました。実はそれらも、このテーマに関連しているのです。
日本は、太陽信仰が中心の国です。天照大神という太陽神、日の丸という国旗、ヒメとヒコを日女と日子と書くということ、ご来光を拝む風習・・など太陽信仰が色濃く表れています。
しかし、世界的には月への信仰がメインで、国旗の数にも表されていますよね。灼熱の太陽より癒しの月への信仰。最近の灼熱の日々を経験すると、太陽より月というのが納得できます。
番組では、そういう月を再生のシンボルとして捉え、崇拝していた縄文人の姿が、リアルに描かれていました。約1万年前の時代です。
そして、その再生のシンボルが月以外に、蛇であり、蛇は縄文の縄につながっていくという流れで番組は進行していきます。
面白かったのは、月の水(実は夜露)を縄文式土器に溜めて、その水を死者にかけて再生を願うというシーン。水の霊力しかも月にあると信じていた水の霊力を、古代の人々は、こういうカタチで信じていたというのが興味深かったです。
縄文の人々は、もちろん京都にもいました。京都ではあまり目立たない磐座が、それを証明しています。
龍の都へ 京都ツアー 古代へタイムスリップすると見えてくる!本物の京都が!