龍の都 京都

山河襟帯の地、京都に残る古代を感じる景観(古代景観)にスポットを当て、神社の秘密、龍(オロチ)への信仰、龍(オロチ)を鎮める龍女について、京都の神社プロガイドが書いていきます。

暴れる風神 龍の都へ

暴風台風が過ぎ去りました。まさに風神さま大暴れといった状況です。風神さまといえば、雷神さまとセットでよく知られています。なんか、風神雷神図屏風の彼ら、楽しそうですね。

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ちなみに、この風神さま、風を支配する神で、シナツヒコノカミ(志那都比古神)、シナツヒコノカミの「シ」は風や息のことを表し、「ナ」は~のを表し、「ツ」は、場所を表します。

つまり、風が吹き荒れる場所を意味するのです。

この風の神がさらに暴風化すると、嵐の神となります。そう、あの有名な神ですね。その神とは、

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スサノヲノミコト、「スサ」は荒ぶる様子を表し、まさに荒ぶる暴風です。

ちなみに、風の神を祀る神社で全国的に有名なのは、龍田大社奈良県)と伊勢内宮の風日祈宮(かざひのみのみや)、伊勢外宮の風宮(かぜのみや)などです。

まさに古代の人々が、いかに風を恐れ、風をコントロールしたいと思ったことの現れですね。

その風の威力が、各所に爪痕を残したのが今回の台風です。

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風は、根こそぎ樹木をなぎ倒します。それは、神社のご神木も容赦しません。おいおい、風神さま、やりすぎやろって言っても容赦しないのが、台風の風神さまなのです。

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写真は、京都御苑京都御所がある)の樹木、天皇がおられた場所でも、お構いなくなぎ倒しています。

今後は、少し風神さまもご機嫌を直していただきたい、そういう思いですね。

龍の都へ 京都ツアー

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