ことたまとモノガタリ 龍の都へ
言霊という言葉があります。言霊とは、言葉に霊(魂)が宿ること、あるいは霊(魂)が宿った言葉のことです。
言葉(ことば)と霊、魂(たましい)で、
ことば(ことのは)のたま(たましい)で、
ことたま、つまり言霊です。(濁音のことだまではなく、ことたまです。)
余談ですが、むすびではなく、ムスヒです。
この言霊(ことたま)と土地の名前である地名や神々の名前には、深い関係があり、
分析、検証していくと、興味深いことがわかります。それについては、また後日。
さて、言霊(ことたま)と深い関係があるのが、モノガタリです。あえてモノガタリと片仮名で書いたのには意味があります。
モノガタリは物語りですが、まさにモノつまり神や物の怪(モノノケ)が語ることを表します。
ですから当然、モノガタリには、ことたま(言霊)が伴われるわけです。