龍宮城
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。さて、今回は、龍宮城のお話。
浦島太郎が助けた亀に連れられて龍宮城へ、その後、もらった玉手箱を開けたら、おじいちゃんに、有名な浦島太郎のお話です。
この話は、女性(龍女)と男性の関係を物語の中に落とし込んだ話の一つです。
亀は龍宮城の乙姫のお使いですが、
乙姫そのものかもしれません。
龍は、亀であり、蛇であり、助けられた亀は、悪い男たち(昔話では、男の子たち)にいじめられていたわけですから
亀は、いじめられやすい(嫉妬を受けやすい)龍女の特徴を表しているともいえます。
乙姫は、陽の龍女、相手にエネルギーを与えますが、約束を破れば、一瞬にしてエネルギーを奪う!
怖い龍女の特徴を物語の中で描いています。
でもこの昔話、現代でも、よくある話なんですよ。
現代の龍宮城は、夜に現れます。明るいネオンと手を振って甘い声でささやく龍女。
そして、客引き(亀)に連れられて、やって来る男(浦島太郎)
龍女にもてなされ、ご満悦の男、やがて龍女に魂を奪われていきます。
そう、のめり込んでしまうわけですね。そして、玉手箱を開ける!
これは、約束を破ることを表します。その結果は、みんながご存知のおじいさんですね。
龍宮城の話、まだまだ奥が深いですが、今回はこれにて、また後ほど。