コノハナサクヤヒメ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
今回のお話は、女神さまです。神々は、元々は、性別がない存在でした。
えっ?中性?といった感じというより、男性性と女性性の両方を持ち合わせた存在です。
つまり、
男性、女性といった性を飛び越えた存在ですね。
そういった存在だったのですが、最高神が天照大神という女神になってから
女神という存在は、注目されます。注目どころか、女神はなくてはならない存在となるのです。
さて、そういった女神の中で、最も人気があるのは、
コノハナサクヤヒメ ですね。この女神さまは、漢字表記が多く
木花之佐久夜毘売
木華開耶姫 などと書かれてます。
また
別名もあり、
鹿葦津姫/葦津姫(カヤツヒメ)
神阿多都比売/神吾田津姫(カムアタツヒメ)
などがあります。
なぜ別名があるかというと
このお姫様は、一説によると、現在の鹿児島県にいた隼人族の姫であったとされます。
つまり、海幸彦を祖とする勇猛なる隼人の姫が
コノハナサクヤヒメなのです。
華麗で美しく、人々に元気を与えるヒメ
でも、何故か、輝夜姫(かぐやひめ)のモデルとも言われます。この話は、また後日。
とにかく
木に花を咲かす姫は、日本神話の中で最も人気がある姫として信仰されたのでした。