鼻が折れない天狗
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
今回の話は、天狗👺です。
私が住む京都で天狗といえば、愛宕山や鞍馬山が思い浮かびます。
なかでも、鞍馬山は、天狗の地として知られていて、観光キャンペーンでも、天狗の地鞍馬として、宣伝されていますね。
この鞍馬で天狗像がリニューアルされたという記事を目にしました。その新しい天狗が、
なかなか、凛々しくて力強い感じが伝わってきます。白髭に白眉毛、赤ら顔で、もちろん鼻が高く(長く)、あごが出て、エネルギッシュな感じです。
背後の緑の葉もなかなかいい感じです。
そして、天狗と山岳修行者の繋がりも感じさせます。
これに対し、先代(笑)の天狗像は、
黒髭に黒眉毛、あれ?なんか若々しい(笑)そうか、二代目は年とったのか?白髪染めが必要ですねーということはともかく、
この若々しい初代、災難に巻き込まれたのです。
雪の重みで、自慢の鼻がポッキリ。哀れな姿となりました。
まさに、天狗の鼻が折る、つまり、奢る心をくじく、鼻高々の人をギャフンと言わせる
そういう姿ですね(笑)
新しい二代目は、強化されて折れる心配はないらしいです。
でも、たまに折れる天狗の鼻だからこそ、親しみがわき、面白いかもと私は思います。
12月までは、新旧両方の天狗が見れるそうです。