人の姿と神仏の姿
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
今回は、人の姿と神仏の姿についてです。人と神仏を比べるのは、少し比べることに躊躇しますが、敢えて
比べてみます!
神仏の姿は、まるで人のようです。そして、人の姿も、ある意味、神仏のようです。
人が亡くなって、神になるとか仏になるとか言いますが、
まさに人と神仏は、繋がっているのです。
繋がっているということは、
自分によく似た神仏の姿があるはずです。
仏さまの場合、例えば、
京都の有名な三十三間堂の千一体の仏像、この中に自分によく似た仏像がおられるそうです。
神社の神さまの場合、少し難しいですが、
でも
イメージ的に似た神さまは、おられると思います。
荒々しいスサノオノミコトに似た人
可憐だが情熱的なコノハナサクヤヒメのような人
勇ましいヤマトタケルのような人
ちょっと嫉妬深いスセリヒメみたいな人
神々の場合、元々が人型(例えば、古事記や日本書紀に描かれる人の姿の神々)なので、
イメージと姿が同じ場合が多いと私は思います。
こういった人の姿と神仏の姿の繋がりが、象徴(私が提案する五つの象徴)という考え方を作り出したのです。