ヤマトノオロチ 日本の大蛇
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
龍の話が続いたので、蛇🐍の話を少ししましょう。
蛇は、龍蛇というように、龍と深い繋がりがあります。
龍🐉
蛇🐍
まあ、なんとなく似ていますよね。
しかし、古代の日本は、蛇への信仰が中心でした。
ちなみに、古代の神々は蛇体だったともいわれ、古代の人々の蛇への信仰の強さがわかります。
さて、その蛇🐍ですが、私が注目するのは、
絡みつく
という動きです。
絡みつくというのは、蛇🐍の身体の特徴をフルに使った、蛇特有の行動です。
蛇🐍は、絡みつくことで、獲物を捉え、仕留めます。
とぐろを巻くというのも、この絡みつくと似たような動きだと思います。
古代、大自然の中で、木々に絡みつく蛇やとぐろを巻く蛇🐍の姿を見て、古代の人々は、かなり怖れを抱いたと思います。
その怖れの気持ちが、やがて神々への怖れ、崇敬へと繋がっていったのです。
その気持ちが、やがて大蛇(おろち)、龍へと巨大化していきました。
つまり、神々の蛇体化、龍化は、こうしてなっていったのです。
日本で一番有名な蛇といえば、八岐大蛇。八岐大蛇は、ヤマタノオロチですが、ヤマトノオロチかもしれません。
ヤマトノオロチ、まさに日本の大蛇です。