疫病退散 守り神の必要性
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
新型肺炎コロナウイルス問題が深刻化していますね。こういった問題は、現代だけでなく、古代から頻繁に起こった問題です。それは
疫病
疫病が蔓延し、多くの人々が亡くなったという問題です。
この疫病は、魔の仕業、悪霊(怨霊)の仕業だと人々は考えました。すさまじい疫病の猛威を目の当たりにした人々が、そう考えても不思議ではありません。
恐怖に陥った人々がすがった場所が、神社仏閣です。私は、神社が専門ですから、神社に絞ってお話しすると、神社の原点は
疫病退散(疫病撲滅)
現代のような、開運祈願(いわば欲望祈願)ではなく、疫病退散で健康長寿を願うのが
神社参拝の原点だったのです。
神社参拝の原点、そろそろ原点に立ち戻る時期に来ているような気がします。
さて、2020年4月1日、祥伝社から私の書籍が全国発売予定です。タイトルは、
「神社で出逢う 私だけの守り神」
今、まさに守り神の必要性があると私は考えています。私だけ!は、もちろん一人ひとりが自分自身の守り神を見つける、つまり全員の守り神を個々に見つけるという意味です。
もちろん各個人(人間)の自覚と努力も大切です。そして、その人間の自覚と努力プラス神々(守り神)のご神威で
新型肺炎という疫病が、1日も早く退散するように願っています。
伏見稲荷大社 炎の間に龍の顔ような姿が・・・。