龍が生まれる島
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
今回は、湖の龍🐉に関わる島のお話です。
龍🐉という想像上の生き物は、海、池、川、沼などに棲むと言われますが
湖に棲む日本最大の龍が
琵琶湖の竹生島の龍🐉です。
実は、この琵琶湖、江戸時代に名付けられたそうです。
その語源は、竹生島にある宝厳寺の弁才天に関わる、つまり、弁才天の奏でる琵琶に由来するそうです。
そして、蛇とも繋がりがあるのです。
水、蛇は、龍🐉にも繋がりがあります。
水を降らし、水に関わりがあり、その姿は、大蛇(オロチ)つまり龍なのです。
さて
琵琶湖の龍🐉の拠点、竹生島。
湖上に浮かぶ島の雰囲気は、独特です。まあ、その雰囲気を作っているのは、
火山🌋(カルデラ火山)特有の地形です。
火山🌋と龍🐉は、やはり深い関係があるのですが(また、それは後日)
話は戻って
湖の龍🐉がいる竹生島
竹が生まれる島です。なぜ竹なのでしょうか?
それは
竹は、龍の身体を表すからです。
古代の人々は、竹を龍に見立てたのです。
ですから
竹生島は、まさに龍生島、龍🐉が生まれる島なのです。
温かい温泉が好き!
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
少しずつ、寒くなってきましたね。
今回は、温かい話題、温泉♨️について。いきなり、温泉♨️?
実は私、温泉好きです。長風呂はしませんが、特に露天風呂が好きです。
あの独特の開放感、心地よい風、温泉特有の匂い、いいですねー。
この温泉♨️と神々には深い繋がりがあります。よく、温泉地にスクナビコナノカミが祀られていますが、
その温泉を開いた神さまだからです。今回は、
温泉♨️と神々
について少しだけ書いていきましょう。
さて、温泉♨️が湧く場所には、昔々、かなり昔々何があったと思われますか?
それは
火山🌋です。
現在火山🌋がある場所に、温泉♨️があるのは当たり前ですが、
火山🌋がない場所に温泉♨️が湧いている場所が、実は神々と関係があるのです。
例えば熊野。熊野古道などが有名ですね。そして、熊野三山。まさに、古代の神々の地です。
そして温泉♨️地としても有名です。でも、
火山🌋はありません。火山🌋がないのに温泉♨️?
実は、火山🌋があったのです。昔々、もっと昔々にです。
これは何を意味するのでしょうか?
答えは、
火山🌋そのものが、神さまであるという意味です。
火山🌋の大自然としての凄みと荒々しさ、そして温泉♨️の温かみと和らかさ
それが
神々の荒魂(あらみたま)と和魂(にぎみたま)なのです。
そして
温泉♨️は、まさに神々(火山🌋)からの贈り物なのです。
温泉♨️に入る時、人は裸ですよね。それは、まさに飾らない本当の姿を表します。
これも神々に関係します。この話は、また後ほど。
龍の尾から出た剣
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
天皇陛下の即位といえば、思い浮かぶのは、三種の神器です、個人的には。
この三種の神器の中で、私が注目するのは、
やはり
草薙の剣
熱田神宮のご神体です。
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)とも呼ばれる草薙の剣は、
あの八岐大蛇の尾から、素戔嗚命が退治して取り出した剣です。
八岐大蛇は、いわゆる龍🐉です。大蛇は、龍🐉なのです。
この龍の尾から出たものが、金属器の剣というのに、私的にはとても意味があると思います。
つまり、
金属器は古代の人々にとっては、神々からの授かり物でした。そして、
剣は、魔を破る破魔の役割があるからです。
そして、
剣を産み出したのが、龍🐉というのも興味深いです。
なぜ龍🐉の尾から、金属器の剣が出たのかというのことは、セミナーなどでお話します。
それにしても、天皇家の行事には、本当に興味深いものがたくさんあります。
そして、
それが、龍🐉と深い繋がりがあるのです。
天皇陛下は、神職のなかの神職、そして龍🐉は、聖獣のなかの聖獣
まだまだ、この話はブログでも書いていきます。ご期待ください。
即位の日 白い色
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
本日は、天皇陛下が即位される日です。そして、粛々と儀式は進んでいます。
賢所大前の儀をテレビで拝見していると、天皇皇后両陛下のお召し物の色に興味がわきました。その色は、
白
天皇皇后両陛下とも、白色のお召し物でした。
賢所大前の儀という儀式は、簡単に言うと天照大神に即位のご挨拶をする儀式ですが、
白色のお召し物というのが、
やはり という感じですね。
よく言われることが、神さまは白色が見えるという話があります。
ですから、神職の方々は白色の装束を着られているのです。
まあ神々にお仕えする方々が、神さまから見えなかったら、大変ですよね(笑)
白装束ともいえば、死の装束とも日本では言われますが、
死んで神となり神界へ行くと、古代の人々は考えていた、
そのあたりと関係があるのだと思います。
つまり、白のお召し物を着られた天皇皇后両陛下は、まさに
神さまなんですね。
テレビで拝見すると、白い色から両陛下の神々しさが伝わってきました。
ちなみに
色には、いろいろな意味があります。生命力と魔除けの朱色、実は不吉な色だった青色、水の色でもあった黒色
色は面白いですね。
本日は即位の日、吉日です。
人の姿と神仏の姿
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
今回は、人の姿と神仏の姿についてです。人と神仏を比べるのは、少し比べることに躊躇しますが、敢えて
比べてみます!
神仏の姿は、まるで人のようです。そして、人の姿も、ある意味、神仏のようです。
人が亡くなって、神になるとか仏になるとか言いますが、
まさに人と神仏は、繋がっているのです。
繋がっているということは、
自分によく似た神仏の姿があるはずです。
仏さまの場合、例えば、
京都の有名な三十三間堂の千一体の仏像、この中に自分によく似た仏像がおられるそうです。
神社の神さまの場合、少し難しいですが、
でも
イメージ的に似た神さまは、おられると思います。
荒々しいスサノオノミコトに似た人
可憐だが情熱的なコノハナサクヤヒメのような人
勇ましいヤマトタケルのような人
ちょっと嫉妬深いスセリヒメみたいな人
神々の場合、元々が人型(例えば、古事記や日本書紀に描かれる人の姿の神々)なので、
イメージと姿が同じ場合が多いと私は思います。
こういった人の姿と神仏の姿の繋がりが、象徴(私が提案する五つの象徴)という考え方を作り出したのです。
青い龍のいる青不動の地
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
私の住む京都は、景色がいい場所がたくさんありますが、
なかでも東山と呼ばれる場所には、絶景ポイントが数多くあり、多くの観光客で賑わっています。
その絶景ポイントのうち、青蓮院の将軍塚青龍殿大舞台からの眺望は素晴らしく、お勧めです。
都の東つまり四神相応の青龍に位置することから、青龍殿と呼ばれ(平成26年建立)、青不動が祀られいます。
不動明王の持つ剣には、倶利伽羅龍🐉が巻きつくわけで、まさに龍尽くしなわけです。
大舞台からの眺めでは、比叡山や北山の景色も素晴らしいですが、
その眺めから山の配置を見ていくと、京都がなぜ聖地なのかが、すぐわかります。
そのなぜ?は、ツアーやセミナーなどで。
大舞台から南へ行くと、将軍塚の展望台に行けます。そこからは、西や南への眺望が開けます。
阿倍野ハルカスや梅田のグランフロントの高層ビル群も見えますが、個人的には、
遠く、奈良の葛城山が見えるのは素晴らしいと思います。
なせなら、
葛城山は、古代の人々にとって信仰の対象で、祇園祭にも葛城の神々が祀られるように、京都の深い信仰に影響しているからです。
というように
この青龍殿大舞台や将軍塚展望台からは、様々な景色や信仰の姿が見てとれます。
まもなくライトアップも始まるようです。京都のお勧めの場所です。
↓写真(将軍塚から比叡山を見る)
鼻が折れない天狗
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
今回の話は、天狗👺です。
私が住む京都で天狗といえば、愛宕山や鞍馬山が思い浮かびます。
なかでも、鞍馬山は、天狗の地として知られていて、観光キャンペーンでも、天狗の地鞍馬として、宣伝されていますね。
この鞍馬で天狗像がリニューアルされたという記事を目にしました。その新しい天狗が、
なかなか、凛々しくて力強い感じが伝わってきます。白髭に白眉毛、赤ら顔で、もちろん鼻が高く(長く)、あごが出て、エネルギッシュな感じです。
背後の緑の葉もなかなかいい感じです。
そして、天狗と山岳修行者の繋がりも感じさせます。
これに対し、先代(笑)の天狗像は、
黒髭に黒眉毛、あれ?なんか若々しい(笑)そうか、二代目は年とったのか?白髪染めが必要ですねーということはともかく、
この若々しい初代、災難に巻き込まれたのです。
雪の重みで、自慢の鼻がポッキリ。哀れな姿となりました。
まさに、天狗の鼻が折る、つまり、奢る心をくじく、鼻高々の人をギャフンと言わせる
そういう姿ですね(笑)
新しい二代目は、強化されて折れる心配はないらしいです。
でも、たまに折れる天狗の鼻だからこそ、親しみがわき、面白いかもと私は思います。
12月までは、新旧両方の天狗が見れるそうです。