龍と災害
災害が次々と起こる日本、いや日本だけでなく世界的にも災害が多発している印象です。しかし、こういう災害は今が多くなってきているわけではなく、古代からも続発していたと考えるのが一般的なのです 台風、暴風、大雨、地震・・・災害の記憶 これを私は心…
八坂神社といえばスサノオノミコト(幕末までは牛頭天王)が祀られいるお社として知られています。 そのスサノオノミコトより注目していい神が、この八坂神社にはたくさんおられます。 八坂神社の本殿横にある十社。日本の代表的な神々が、整然とお祀りされ…
今年も災害が多発しています。今年もと書いたのは、そもそもずっと災害は古代から続いているからです。 人の命は、大自然の歴史から考えると、ほんの一瞬で、大自然の歴史の記憶は忘れ去られているのです。ですから、 人々は、神話や民話、地名などに大自然…
山には「おろち」が棲み、それが悪龍として人々を襲う、そういった伝承が、口から口へと言い伝えとして伝わり、 古代の人々は、水の恐ろしさを伝えてきたのでした。 平安時代、白河法皇は、天下不如意のこととして、双六の賽(さい)、山法師(比叡山の僧兵…
祇園祭はすでに始まっています。来週以降、メインの行事が進み、前祭は16日宵山、17日山鉾巡行というスケジュールです。 今年は、地震やら風水害やらで、祭りムードという感じはあまりしませんが、この祇園祭、そもそも災害を防ぎ、疫病が流行しないよう…
濁流の中に鹿が一匹・・。非常に危険な状況です。 まさに絶対絶命の大ピンチです。 鹿といえば奈良を思い出しますが、実は京都にも野生の鹿が出没します。場所は、鴨川の上流の高野川です。 濁流は、人間だけでなく動物たちも襲います。 若い鹿なんでしょう…
7月7日は七夕です。しかし、京都では旧暦に合わせ、8月に七夕のイベントがあるため、7月7日の七夕は、祇園祭前ということもあり、もう一つピンときません。 そして、この豪雨。天空を流れる天の川も、氾濫してしまったのではないかと思うほどの大雨。 …
水神は水の神さまであり、山の上の水神タカオカミ・谷間の水神クラオカミ・水が走る意味を持つミズハノメの神々が有名です。 この水神様が豪雨の時、その水のコントロールをされるわけです。それは、まさに現代のダムのようで、 放水をコントロールし、下流…
梅雨の終わりは、大雨になるといいますが、それにしても記録的な大雨です。 記録的な大雨のことを、キロクアメと呼ぶそうですが、そのキロクアメが連発している、そんな状況です。 京都も、市内北部に大雨が降ったため、鴨川と桂川という京都の二大河川がい…
夏の間は少なめになりますが、神社を巡る京都ツアーを行っています。 参加される皆さんは、まさに老若男女、そして善男善女です。 神社は不思議な空間です。そして、様々な古代の人々の痕跡が残っています。 つまり、古代の人々の考え方、見方、感じ方を取り…
京都は、花折、西山、桃山など複数の有名な断層があります。 これら活断層と京都の神社仏閣には、その位置において、興味深い関係があるのです。 私が思うのは、火山活動や活断層による地震などの活動、台風や豪雨などの風水害が、神話の世界を描いているの…
余震がまだ続いています。しかし少しずつは減ってきています。 これで終わりなのか、始まりなのかは、まさに神のみぞ知る、そんな状況です。 様々な媒体で、南海トラフ地震の発生が危惧されていますが、 必ず発生しますが、いつ発生するのかが最大の問題でし…
今回の大阪北部地震では、神社仏閣にも被害が出ました。 枚方では、お寺の門が全壊。歴史的な建物が壊れるのは、心が傷みます。 なかでも、石清水八幡宮では、歴史ある石灯籠が四十基ほど倒れ、人的被害は出なかったものの、大変な損害となりました。 そもそ…
地震が多発していますので、地震と龍の関係について書こうと思います。 地震といえば、鯰が有名です。鯰といっても大きな鯰です。どのくらい大きいかというと、 日本と変わらないくらいの巨大な鯰(ナマズ)です。それを、神さまが封じているから、地震が起…
本日(6月18日)の朝、大阪北部地震が発生した。主な、中心地は茨木市と高槻市、そして枚方市、まさに大阪北部です。 赤い線は、活断層です。まさに活断層の中に、関西はあるのがわかります。 前回のブログでも書きましたが、活断層は、大地の龍と古代の…
本日(6月18日)の朝、大阪北部を震源とする地震がありました。 京都在住の私の地域でも、かつてない揺れで、恐怖を感じました。 特に、大阪北部の高槻や茨木、枚方は震度6で、有馬高槻断層に関係があるらしいです。 有馬‐高槻断層 有馬温泉で有名な有馬と高…