絶体絶命の鹿 龍となって泳ぎ切る! 龍の都へ
濁流の中に鹿が一匹・・。非常に危険な状況です。
まさに絶対絶命の大ピンチです。
鹿といえば奈良を思い出しますが、実は京都にも野生の鹿が出没します。場所は、鴨川の上流の高野川です。
濁流は、人間だけでなく動物たちも襲います。
若い鹿なんでしょう。濁流にあっても冷静に足場を固め、流れが遅い場所で体勢を立て直しています。
そして、次の瞬間
鹿は思い切って飛び込んだのです。そして1度渡り、再び飛び込んで無事泳ぎ切ったのでした。良かったです。
このシーンは、ニュースや新聞、そしてネットでの反響も多かったと思います。それくらい、インパクトがありました。(写真は、ニュース映像から)
鹿は神の使いとして信仰されています。神のお使いが濁流で溺れたら、大変です。お使いが果たせなくなってしまいます。
でも無事に泳ぎ切ったのです。ちなみに、鹿は泳ぎが得意な動物としても知られ、その泳ぐ姿は、
龍のイメージにも繋がったといわれています。海面から角を出して泳ぐ姿は、まさに龍のようですね。
この泳ぐ鹿の姿を、見つめていた人々がいました。遣唐使の人々です。
遣唐使船で瀬戸内海を航行していると、海を泳ぐ鹿の群れを見たことから、中国の龍のイメージと重ね合わせて、龍がイメージされていったという感じです。
鹿(か)と巳(み)で、かみ(神)となり、龍神への信仰となっていくのです。
龍の都へ 京都ツアー
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