私だけの守り神

こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。このブログは、2020年から書籍とリンクしてスタートさせる、youtube「神社探究Tube」の素材ブログです。このブログを発展させ、「神社探究Tube」では、さらに詳しくお伝えしていきます。2020年4月スタート予定。

男の山に龍を観る 大阪北部地震

今回の大阪北部地震では、神社仏閣にも被害が出ました。

 

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枚方では、お寺の門が全壊。歴史的な建物が壊れるのは、心が傷みます。

 

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なかでも、石清水八幡宮では、歴史ある石灯籠が四十基ほど倒れ、人的被害は出なかったものの、大変な損害となりました。

 

そもそも、石清水八幡宮がある男山は、活断層が作った地形です。

 

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今回の地震で名前が知られるようになった有馬‐高槻断層と京都の西にある西山断層、この二つがぶつかる位置に、石清水八幡宮はあります。

 

ぶつかる位置だから、盛り上がって、山、男山ができたわけです。まさに活断層という龍がぶつかったイメージですね。

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だから、石清水八幡宮の創建の時も、男山が光って石清水八幡宮たそうです。これは、活断層の影響でしょう。

 

しかも、この石清水八幡宮かある男山の山麓は、三川(桂川宇治川、木津川)の合流地点で、三つの川は淀川となり、大阪湾へと流れます。つまり、

この地は、水が豊かな龍の地でもあるのです。

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古代の人々は、何が(誰が)地震や風水害を起こしているのかが、わかりませんでした。ですから、それを天の龍(天龍)、地の龍(地龍)が起こすのだとして畏敬したのでした。

 

やかて、龍は龍神として崇敬されたのです。

 

 

 

龍の都を巡る 京都ツアー

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