あなたはどの象徴? 龍の都へ
古代の人々は、物事をとらえる場合、何かに例えることが好きだったとされます。これは、信仰や祭りのカタチ、神々のカタチ(いわゆるヒト型:もちろん仏像の影響)などに表されています。
私が、提案してきた人の象徴も、この例えの一つです。
独善独歩の象徴として、天狗
美麗魅了の象徴として、龍人
不可思議の象徴として、狐女
滅私奉公の象徴として、武士
良妻賢母の象徴として、弁天
人の象徴は、このようにゆるやかに分類されると私は提案していますが、これが神仏の象徴(姿)にも登場すると思っています。
そして、京都は、この象徴に合わせて神社仏閣が並んでいます。偶然か必然かはわかりませんが・・。
天狗の象徴は、鞍馬
龍人の象徴は、下鴨・上賀茂・八坂
狐女の象徴は、伏見稲荷
武士の象徴は、石清水(男山)
弁天の象徴は、松尾・御苑
ざっとこんな感じです。京都(平安京)は、計画された都市ですから、信仰の場所もある程度計画されて作られたことも影響していると私は思います。
そして、人や神仏の象徴が、その場所の象徴となり、その場所独特の雰囲気を出しているからこそ、人々を惹きつけるのではないかと私は考えています。
五つの象徴については、カテゴリー「五つの象徴」をご覧ください。
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