浮かれ女に要注意! 平安時代の龍女さん
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
和泉式部さんって知っていますか?そう、あの「浮かれ女」の和泉式部さんです。
浮かれ女?そんな呼び方していいんですか?と思われる方もおられるかもしれません。
いえ、私が呼んだのではありません。あの藤原道長がそう呼んだんです。なぜなら、その異性関係の派手さゆえです。
その派手な異性関係で有名なのが、親王兄弟との大恋愛。それは和泉式部日記という日記に書かれています。とにかく
平安のモテ女だったのです。
私は、この和泉式部こそ、平安時代の龍女の象徴だと考えています。さぞ、美しい女性だったのでしょう。立ち振る舞い、容姿、そして和歌などの学才・・・男性を次から次へと虜にする。そして、その男性は
死ぬ・・・でも死ななかったのが藤原保昌という武士、だから結婚しました。でも
内裏のなかに咲く花を盗んできたら結婚してもいいよという無理難題を、和泉式部にふっかけられます。あれ?これって誰かとそっくり。
そう、それは、あのかぐや姫。
でも、和泉式部はめでたく藤原保昌と結ばれるんですけどね。だから、この二人の物語から、京都の祇園祭では、保昌山という山鉾の山が出ます。有名な縁結びの山です。
別名、花盗人山(はなぬすっとやま)とも呼ばれています(笑)
和泉式部さんの話は、まだまだあります。それはまた後日に!
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