龍(おろち)の痕跡 八つのスポット 龍の都へ
その時代は、縄文時代から連綿と続いてきた古代の信仰が、様々な影響を受け、成熟した時代です。
ですから、様々な古代信仰の痕跡が、いろいろな場所に残っています。
写真は京都の縄文杉。
このブログのテーマが、龍(おろち)への信仰ですから、その痕跡も京都には残っているわけです。
その痕跡探しは、まず京都を八つのスポットに分けることから始めようと思います。
なぜ八つか?日本の龍(おろち)の代表であるヤマタノオロチ(八岐大蛇)に敬意を表して、八つのスポットです・・。
一つ目は、下鴨。妙音弁天や糺ノ森の中の河合神社、そして比良木社といった下鴨神社の摂社などがあります。
二つ目は、上賀茂。少し離れていますが、深泥池、そして大田の沢で知られる大田神社、雷神と呼ばれる龍神が祀られる上賀茂神社があります。
三つめは、貴船・鞍馬。鞍馬寺にある竜神池、由岐神社、貴船神社奥宮とおとろし山というように多種多彩です。
四つ目は、上高野。上の三つ目に比べれば、あまり知られていない場所ですが、出雲族の聖地でもあります。伊多太の森や御蔭山山麓の御蔭神社などがあります。
ここまでが京都の洛北と呼ばれる場所です。洛北は、まさに龍の都の中心地です。ちなみに私は、この洛北で育ちました。ですから、自分の庭のようでもあり、思い入れは格別です。
五つ目以降は、次回書いていきます。
京都を八つのスポットに分けて、龍(おろち)の痕跡ガイド、そんなマニアックなツアーも開催中です。
龍の都 京都ツアー