日本という場所で口から口へ 龍の都へ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
私が提案している五つの象徴は、民俗学という学問をベースに、京都という場所を使って具体的に検証した学びのカタチです。
ですから、宗教や占い、精神世界とは異なる立ち位置をとっています。(もちろん、それらを否定しているわけではありませんが)
そして神社も、その五つの象徴とつながりがある建物として考えています。(もちろん、人々の信仰の対象です)
特に、ブログのテーマの1つである龍も、日本においては、大蛇(おろち)をそう呼んだと解釈し、
いわゆる、中国が発祥のドラゴン(龍)とは、少し捉え方を変えています。
風水や龍に関しては、中国と日本での捉え方は全く異なると私は考えています。でも、不思議なことに、中国四千年の歴史もあるのでしょうか、中国的イメージでとらえる方が現在でも多いなあと思っています。(もちろん、中国の風水や龍も素晴らしいですが)
地形も気候も人も歴史も文化も違う日本と中国
例えば、火山や活断層の数の差、地震の回数などを考えれば一目瞭然ですね。
ですから、当然、風水も龍も異なるものだと思います。
五つの象徴は、日本の地形、気候、人、歴史、文化から生み出された人々の記憶です。それは、日本という場所で口伝えに伝わった大切な伝承なのです。
大切なことは長い年月をかけて、人々の口から口へと伝わる、そこがポイントなのです。
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