私だけの守り神

こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。このブログは、2020年から書籍とリンクしてスタートさせる、youtube「神社探究Tube」の素材ブログです。このブログを発展させ、「神社探究Tube」では、さらに詳しくお伝えしていきます。2020年4月スタート予定。

山はトグロを巻くオロチ 山の日 龍の都へ

8月11日は山の日です。山の日は、新しい祝日なので、まだ何となく違和感が私にはありますが、個人的には、神社の背後にある神奈備山(ご神体山)にとても興味があるので、山について書こうと思います。

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現在は、山といえば登る存在、つまり登山ですが、古代、日本では、山は仰ぎ見る存在、仰ぎ見て拝む(遥拝する)存在でした。

 

それはそうでしょう、何と言っても山は神々がおられる場所で、人が侵してはいけない聖域だったからです。

 

ですから、山の頂でインスタ映えするなんてもってのほか(笑)、山で飲食をするなんて言語道断(笑)だったのです。

 

そのようなことをすれば、オロチ(大蛇)に食われたり、山の神(女神)に祟られたり、天狗や鬼に襲われたり、冬ならば雪女によって凍死させられたりしたわけです。

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でも、なぜか人は山へ登りたくなるもんです。有名な登山家が言った、そこに山があるからではなく、山に登りたくなるのには心的理由があると私は思います。

 

それは、山を眺めた時と同じ感情です。山を眺めると、私たちは何か懐かしさを感じます。その懐かしさの感情が、現在の山登りにつながっていると思います。

 

そして、その心的理由や感情が、山岳信仰を生み出していったのでした。そして、重要なことは、

 

山はトグロを巻くオロチ ということです。

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龍の都へ 京都ツアー

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