ところで蛇はお好きですか? 龍の都へ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
蛇女、ヘビ顔男子、蛇男と蛇のことばかり書いてきましたが、ところで皆さんは、
蛇はお好きですか?私は好きではありません、というより嫌いです。嫌い以上に怖いです(笑)。
嫌いなんですが、蛇は、実は龍の話や日本の神社にとってとても重要な生き物です。
あの、瞬きのない目、ぬるっとした感触が触らなくても伝わる感じ、くねくねとした動き、足がないのに素早い行動、とぐろを巻いてかま首を持ち上げた姿なんて、この世の生き物とは思えません。
でも
古代の人々は、私と同じように怖がってはいたんでしょうけど、その特徴に敬いを感じたみたいです。
だから
蛇は、神さまの使いとして信仰され、やがてなんと神さまになったわけです。そして、愛称までつきました。
巳様(みーさま)
特に白色の蛇、白蛇はとても崇敬されたのでした。
この蛇への信仰は、やがて龍への信仰へと変わっていきました。つまり龍への信仰は、その始まりが大陸であり、日本の場合は、その大陸の中国から伝わったからです。
大蛇(おろち)→龍です。
大蛇と龍だと、全く違う生き物の感じですが、信仰においては水に関係する点でとても似ているわけです。ただ、
大蛇がやがて龍にとって代わられたという感じでしょうか・・・。
蛇は苦手で嫌いだが、龍は大好きという人も多いのではないでしょうか。そういう私もそうです(笑)
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