龍(大蛇)に見立てられたモノ その1 龍の都へ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
龍は想像上の生き物です。そして、日本では数十メートル級の大蛇もある意味、想像上の生き物と言えます。
その想像上の生き物を、現実として見た(イメージした)モノがあります。
その代表的なのが、しめ縄です。つまり、
藁をより合わせて作られる縄ひも
神社へ行けば、この縄ひもへの信仰を感じ、しめ縄の神秘を感じる人も多いと思います。
つまり、そこからが入ってはいけない場所となんとなく畏怖する感覚です。
そのくらい、この縄ひも(しめ縄)は、霊威を感じさせるモノなのです。
さて、この藁で作られた縄ひも、しめ縄とは何を表すのでしょうか?それは、
もちろん蛇です。しかも、その蛇の交尾の様子です。
交尾は、新しい生命の誕生を意味し、雌雄のオロチ(龍であり、大蛇)の交尾は、
大いなる生命の誕生
を意味したのでした。
大いなる生命の誕生は、人間の生命の誕生というより、地球上のすべての命の誕生であり、
まさに大きなしめ縄は、雌雄のオロチ(龍や大蛇)の活動の象徴(シンボル)なのです。
ちなみに、綱と綱を引っ張る行事、いわゆる綱引きというスポーツの原点も、この縄ひもへの信仰に関係するとされます。なかなか奥が深いのです。
龍(大蛇)に見立てられた、縄ひも
この、縄ひもへの信仰、しめ縄の話は、まだまだあります。また後日さらに詳しく。
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