私だけの守り神

こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。このブログは、2020年から書籍とリンクしてスタートさせる、youtube「神社探究Tube」の素材ブログです。このブログを発展させ、「神社探究Tube」では、さらに詳しくお伝えしていきます。2020年4月スタート予定。

龍(おろち)がいる山を仰ぎ見る  龍の都へ

以前のブログにも書きましたが、龍を表すおろち(大蛇)は、山の尾根の霊力です。

尾根  お

~の  ろ

霊力  ち

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その、おろちが表す山は、日本においてはまさに背骨の如く走り、京都においては三方から囲む、そんな位置取りをしています。

 

山によって三方から囲まれた盆地こそが、京都であり、まさに龍(おろち)の都なのです。

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山は霊力があるだけでなく、民話や神話の主人公の楽園でした。

 

山姥、山男、雪女、雪男、鬼、天狗・・・

 

誰もいないような山でも、こうしたキャラクターがひしめき合い、物語を紡いているのです。

 

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さて、そういう山に対して、現在は登山がブームですが、古代では

 

麓から仰ぎ見るという点が現在と異なります。そう、山は禁足地。

 

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私たち人が足を踏み入れてはいけない場所なのです。つまりご神域です。ですから、

 

ご来光を山の頂上から見るというのも、古代の人々にとっては考えられないことであり、そういうことをすると、祟りが起こり、天変地異が起こると考えていたのです。

 

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まあ、古代と現代は違いますが、私としては下から仰ぎ見ることが正しいと思っています(登るのがしんどいのも個人的理由ですが(笑))

 

山麓から仰ぎ見ると、山に神々が住んでおられるということが、実感できます。そして、そう実感することが、とても大切だと私は思うのです。

 

龍の都へ 京都ツアー

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