龍を鎮める龍女の活躍 龍の都へ
久しぶりに龍女という存在について書こうと思います。龍女というのは、龍の娘のことです。実在しない龍の娘ですから、龍女自体も空想の存在と思われる人もおられると思います。
でも、そういう存在が古代にもあり、現在にもあると仮定すれば、面白い発見があります。
人を魅了し、ある時は人のレベルを上げ(乙姫型)、ある時は人のレベルを下げて滅ぼす(かぐや姫型)、それが龍女です。
龍女というのは、私は古代の巫女であると思っています。感受性が強く、感覚が発達し、神々の言霊を取り次ぐという霊的な力があり、人々を導いていく・・・いわゆる
卑弥呼のような存在
あるいは
神功皇后のような存在
それが、龍女(古代の巫女)なのです。
彼女たちは、古代の巫女ですから、その最も大切な役目が、
大地の鎮め、災害の鎮め、病魔の鎮めです。特に大地の鎮めは、とても大切で、いわゆる龍(おろち)も鎮めるわけです。
大地の揺れや繰り返される災害、そして流行する病魔・・こういった祟りを鎮めるのが龍女(古代の巫女)なのです。
個人的に思うのは、現在そういう存在が薄れてきているということです。神社でも、アルバイト巫女や、なーんちゃって巫女、コスプレ巫女たちが増え、巫女さんといえば、いわゆるバイト感覚(仕事感覚)の存在です。
でも、それは時代の流れですが、本当は龍女(古代の巫女)の存在が、もっと輝けばいいかなと個人的には思っています。
龍の都へ 京都ツアー
かみなび京都