山は素晴らし、されど恐ろし
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
今回は、山⛰について書きたいと思います。
近年、登山ブームです。インスタ映えする景色を求めて、老若男女、多くの人々が山⛰に登られます。
そして
痛ましい遭難も起きているのも事実です。
先日も、動画の生撮影で富士山🗻に軽装で登られた方が、撮影中に滑落してしまう痛ましい事故がありました。
山⛰は、素晴らしい場所ですが、やはり危険な場所なのです。
さて、登山ブームの現在ですが、昔は登山は、恐れ多い行為、あるいは修行でした。
山⛰に神々がおられ、しかも女神で
女人禁制も女神が嫉妬するからだと信じられていました。
山に登ることは、神々の領域を侵すことであり、山⛰の頂きに登るなどもってのほかでした。
現在でも、一部のご神体山では、登ることはできませんよね。やはり、そこが神々の領域だからです。
そして、山におられる神々は、春になると里に降りて来られます。それは、まさに春祭りの季節です。
そして
秋祭りの頃、山へと帰って行かれるわけです。
山⛰を畏怖し、崇敬する気持ちと
神々を畏怖し、崇敬する気持ちは
同じ感覚です。
この気持ちを忘れないことが、山⛰で楽しむ時に大切だと私は思います。
山は素晴らし、されど恐ろし なのです。