ヒメとヒコのチカラ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
さて、台風の季節、真っ只中です。真っ只中というか、台風の季節がなんとなく広がってる気がします。
そして、
台風の大きさも、確実に大きくなってきていますぬ。
先日、神社ツアーで蚕の社という神社をご案内しました。
鬱蒼と繁った蚕の社の森から、まるで木の島のようだということで、
木嶋神社 と呼ばれるのですが、
残念ながら、昨年の台風の暴風による多数の倒木で、全く面影がない!という状況です。
神社は、風の通り道に建てられることが多いので、
暴風の影響をもろに受けてしまった感じです。
風の神さまといえば、真っ先に思い浮かぶのが、
風神雷神の風神ですが、
風の神さまには、シナツヒメ、シナツヒコの神々がおられます。
このシナツヒメ、シナツヒコを祀る神社といえば、奈良県生駒郡の龍田大社ですね。
龍田大社という名前が表すように、まさに龍神に関わる、平安二十二社の一つでもある大社です。
さて、
ヒメとヒコですから、男女(夫婦)神ですが、二神がチカラを合わせて、風を起こすわけです。
この男女がチカラを合わせてということが重要で、
ヒメのチカラ、ヒコのチカラが噛み合った時、結果が出ることを表します。
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すべて、このヒメのチカラ、ヒコのチカラが合わさって、作られるのです。
ヒメとヒコのチカラ、大切なのです。