武士たちのチカラ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
姫(ヒメ)たちのお話が続いたので、今回は、武士のお話。
武士と書いて、ぶし というより
もののふ です。
武士(もののふ)が歴史上に登場し、活躍したのは、平安時代と言われますが、
もちろん、それ以前にいなかったというわけではなく
戦士たちはいました。まあ、そういう人々も含めて、ここでは武士(もののふ)と呼ぶことにします。
武士(もののふ)は、姫(ヒメ)を守る存在で、戦いがそのチカラの発揮する場所です。
ですから
戦いに勝つ!死なない!怪我しない!出来れば、敵の首を取る!
この祈り、願いを、神社で行なっていたのでした。ですから、
神社は戦勝祈願の場
だったわけです。現在の神社の癒しの場、リセットする場、縁結びの場という感じより、
戦いに勝つことを祈る、祈るというより、意宣る(いのる)、つまり勝利を誓う!宣言する!
という感じでしょうか。
とにかく、武士(もののふ)たちは、姫(ヒメ)を守るため、全知全能を傾けました。
そして、神々に祈りました。だから、八幡信仰、鹿島信仰、香取信仰、春日信仰など、武士(もののふ)の祈った信仰は、全国津々浦々に広がったのでした。
私が提案している五つの象徴に、武士(もののふ)の象徴があります。
滅私奉公な男性、コツコツ積み上げていく男性、仲間意識がある男性、それが武士(もののふ)の象徴であり、
武士(もののふ)なのです。