暴れる河川 神仏のチカラ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
さて、
このブログのタイトルは、「龍女 京の都」で、「龍女」とは、龍の娘のことです。
その龍女の親、龍は、架空の生き物であり、人々がイメージした生き物ですが、例えるならば、河川がそれに当たります。
河川は、癒しの場所でもありますが、大雨が降ると、その様相は一変します。
つまり、
人々に突然、牙を向けてくるのです。
古代、水は色として黒くイメージされました。陰陽五行で水を表す場合、黒ですよね。古代は明かりがなかったわけで、夜間は黒色に見えたわけです。
黒色の河川、不気味です。そして、増水した黒色の河川は、もっと不気味ですね。
昔はもちろん、頑丈な堤防はなかったわけですから、
増水した河川は、まるで生き物のように、暴れまくったのでしょう。
まさに、黒い龍です。黒い龍は、人々を呑み込み、被害が拡大したのです。
そういった暴れる河川をコントロールするため、
現在は、ダムがありますが、
昔は、神社仏閣が建てられました。
市杵島姫命など宗像三女神を祀る神社や弁財天(弁天)を祀る神社仏閣が、それに当たります。
神仏のチカラで、災害(龍)が少しでも減るように、祈ったのです。
現在は、天変地異が頻発しています。ですから、こういう時こそ、神社(仏閣)へ参拝し、安寧を祈ることが肝心だと思います。