魔の侵入 守り神のチカラ
こんにちは、神社探究家の浜田浩太郎です。
自粛の日々、今は我慢の日々です。大変な世の中になってきました。
まさに戦争です。
戦争といえば、神社⛩は戦争と関係があります。
古代から、神社⛩は戦争に勝ち、守って頂くための祈りの場所でした。
つまり、外からやって来る魔(外敵)を封じ、一族郎党の安寧を願ったのです。
でも、祈りが通じず、守りが崩れ、魔に負けてしまう場合もあります。
守りが完璧ならいいのですが、なかなか難しいのです。
一つの実例を紹介しましょう。戦国時代のお話です。戦国時代は、NHK大河ドラマにも、よく取り上げられますから、例としてはわかりやすい時代です。
その一族は、武田家です。あの有名な武田信玄の武田家です。武田家の氏神の神社は、武田八幡宮でした。
そして、武田信玄は、篤く諏訪大社を崇敬神社として、崇敬したことも有名です。
ところが、魔が侵入してきます。まさに、武田家にとって大魔王です。その大魔王は、あの
そして、家康や秀吉ら
長篠の戦いで敗れ、武田信玄の跡を継いだ武田勝頼(諏訪大社ゆかり)の時、勝頼の妻の武田八幡宮への願文(武田家を守ってくださいという神への願い)もむなしく
武田家は滅ぶます。
強大な魔に対しては、神仏のご加護も及ばないのでしょうか。
人の力が落ちた時、魔は侵入してきます。だから、人の力を強め、神々の力が増すように祈ることが大切なのです。
武田八幡社も諏訪大社も、もちろん今もあります。神々は、決して滅ばないのです。